「オメガ・スピードマスター」アポロ11号月面着陸50周年記念

半世紀以上の間、OMEGA Speedmaster(オメガ・スピードマスター)は、数多くの歴史上の大きな出来事、あるいは人間の耐久力や勇気が試される瞬間に立ち会ってきました。とりわけ、1969年7月の人類が初めて月面に着陸して最初の一歩を踏みしめた瞬間、それに続くNASAのすべての月面ミッションに、オメガ・スピードマスターは関わってきました。

「スピードマスター」のファーストモデル

月面着陸するよりはるか昔の1957年に発表されたSpeedmaster(スピードマスター)のオリジナルモデルはもともと自動車レースのチームとエンジニアを支えるために設計されたもので、そのため初めてタキメーター・スケールがベゼル上に搭載されました。このクロノグラフ機能により、ドライバーは経過時間とスピードを簡単に計算できるようになったのです。デザイン面では、スピードマスターのファーストモデルには矢印形が特徴的なブロード・アロウ針、最長1000mの距離の速さを計測が可能で目盛りにBASE1000と印字されたタキメーター・スケール付きスチールカラーのベゼル、ストレート・ラグのついたシンメトリーなケースが採用されました。個々のモデルには、その後伝説となるキャリバー321が搭載されていました。

宇宙に向かう途中で

1959年には、スピードマスターCK2998が登場します。最も目立つ変更点は、ベゼルがスチールカラーではなくブラック・アルミニウム製になったこと。そして《アルファ》針の短長針と《ロリポップ》と呼ばれるクロノグラフ秒針を備えていることです。タキメーター・スケールからは《BASE1000》の印字が消え、500mからになりました。何よりも、このモデルはオメガにとって初の地球外での冒険を代表するものとなりました。1962年10月、マーキュリー計画のシグマ7打ち上げの際に飛行士のWally Schirra(ウォーリー・シラー)が個人的に身に着けたことから、初めて宇宙に飛び出したオメガとなったのです。

現代の「ムーンウォッチ」

スピードマスターの現行モデルは、1960年代や70年代にNASAの宇宙飛行士が宇宙で身に着けていたモデルと、見た目はほぼ同じ。当時と同じパイオニア精神と特徴的なスタイルを保っています。1997年以降、スーパー・ルミノバのおかげで視認性が大幅に向上し、ロジウム・コーティングされた新しいキャリバー1861は高い安定性を誇ります。もし時計をたった一つ選ばなければならないとしたら、せっかくなら宇宙での人類の偉業に参加した時計を選ぶ方が良いのでは。その時計を見るのに月まで行く必要はありません。ギャラリー・ラファイエ・パリ・オスマンのオメガ・ブティックにお越しください。

本館クーポール地上階