「サヴォワール・フェール・サヴォワール」

La Galerie des Galeries(ギャラリー・デ・ギャラリー)では、2019年6月26日から8月18日まで、「Savoir Faire Savoir(サヴォワール・フェール・サヴォワール)」展を開催します。特別展は、ギャラリー・ラファイエットの店内インテリアを担ったAteliers de la Maîtrise(アトリエ・ド・ラ・メトリーズ)の活動に触れる創造的な旅に誘います。

歴史的資料と現代に創られた作品が、近代のダイナミズムにおいて共鳴し合い、モチーフとオブジェ、歴史遺産と現代作品、芸術と実用性が連携を深化させています。

Maurice Dufrêne(モーリス・デュフレーヌ)の呼びかけで1922年に設立された工芸アトリエ、La Maîtrise(ラ・メトリーズ)は、ギャラリー・ラファイエットのために膨大な数のモダン家具を製作しました。中には、Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)、Serge Mouille(セルジュ・ムイユ)、frères Adnet(アドネ兄弟)らの初期の作品が含まれます。「実用的で絶対的なセンスがあり、一般的に受け入れられ、同時にの日々の暮らしの必要性に応える作品」が次々と製作され、そこにフランスにおけるアーティストたちの創造性を見て取ることができます。これらの作品はフランスの製造業の高い技術を表し、製造工房の紋章が今もギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマンのクーポールの柱を飾っています。

「サヴォワール・フェール・サヴォワール」の第一回のテーマは植物のモチーフ。職人の方々や無形文化財企業にご協力いただき、アーティストやクリエーター、デザイナーに対してなされる一連の発注を通して、ラ・メトリーズの創造プロセスを辿ります。

パブリッシングハウス「 WE DO NOT WORK ALONEウィ・ドゥー・ノット・ワーク・アローン)」は、アーティストが創造した日常的オブジェを収集しています。 Florentine et Alexandre Lamarche-Ovize (フロレンティーヌとアレクサンドル・ラマルシュ=オヴィズ)、 Benoît Maire(ブノワ・メール)、(Pascale Marthine Tayouパスカル・マルティンヌ・タユー)、 Marion Verboom(マリオン・ヴェルブーム)らの作品を所蔵しており、販売を手がけています。優れた技法で製作された作品は、私たちの日常、私たちの時代、私たちの生活様式を反映させ、「アール・ド・ヴィーヴィル(暮らしの芸術)」というコンセプトを永遠のものとしています。

また、ラ・メトリーズによる植物のモチーフをベースに、Ecole Duperré(デュぺレ工芸美術学校)の学生たちが現代のモチーフの目録や、ギャラリー・ラファイエットの特徴であるオブジェや装飾、建築などへの応用の可能性について思案しました。

オブジェを製作した職人や無形文化財企業を以下に挙げます。

 Faïencerie Georges(ジョルジュ・ファイアンス陶器)、Société d’Impression sur Etoffes du Grand Lemps S.I.E.G.L.(グラン・ラン布地プリント会社S.I.E.G.L.)、金物工芸のFermob (フェルモブ)のGilles Tarvenier(ジル・タルヴェニエ)、 HM Bois Design(HMボワデザイン)、 Andésite(アンデジット)とYann Debuiche(ヤンヌ・ドビュィッシュ)。モチーフ製作は、Ecole Duperré(デュぺレ工芸美術学校)、グラフィック・デザイナーのMarine Bedouin(マリンヌ・ブドアン)が担当。舞台装飾は、NOCODBildung(ビルドゥン)が協力しました。